「楽天モバイルとIIJmio、どっちを選ぶのがいい?」と悩んでいませんか?
楽天モバイル歴3年のユーザーとして、両社のプランを徹底的に比較しました。
この記事では料金、通信品質、サポート内容など全11項目を詳しく解説しています。
あなたの使い方に合った最適なキャリアはどちらなのか? データ使用量や予算に応じたベストな選択肢を、具体的なメリット・デメリットとともにご紹介します。

①料金プランを比較!
楽天モバイルとIIJmioの料金プランを月額料金と通話料金の両面から比較していきます。データ通信量に応じた料金設定や通話オプションの違いを確認しましょう。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten最強プラン」という基本料金無料、使ったデータ使用量に応じて3段階料金が変動するワンプランで、わかりやすい設定です。
月額使用量 |
0~3GB |
3~20GB |
20GB以上(無制限) |
月額利用料金(税込) |
1,078円 |
2,178円 |
3,278円 |
契約期間の縛りがないため、使用量に応じて柔軟に対応できるのが特徴です。ライトユーザーからヘビーユーザーまで、シンプルな料金体系で利用しやすい設計となっています。
IIJmioの料金プラン
IIJmioは使用量の段階設定が楽天モバイルと比べると多いのが特徴です。使用量に合わせて細かくプランを選択できます。
また、ドコモ回線とau回線から選べるため、お住まいの地域に応じて最適な回線を選択可能です。
月額使用量 |
2G |
5G |
10G |
15G |
25G |
35G |
45G |
55G |
月額利用料金(税込) |
850円 |
950円 |
1,400円 |
1,800円 |
2,000円 |
2,400円 |
3,300円 |
3,900円 |
データ容量の追加も220円(税込)/1GBと柔軟で、使い過ぎても安心です。25GB以下のご利用であれば、同容量の楽天モバイルと比べてリーズナブルな料金設定となっています。
ただし、無料通話はないため、電話も使用したい方は別途通話料の支払いの発生も加味して月額費用の算出をしましょう。

通話プランや詳細な料金についてはこちらを確認ください!
楽天モバイルの通信料金
楽天モバイルの最大の特徴は、専用アプリ「Rakuten Link」を利用することで国内通話(※)が無料になる点です。
※国内通話無料については、一部対象外番号があるので注意!詳細はこちら

「Rakuten Link」を使用しない場合は30秒22円(税込)の従量制で、別途15分かけ放題オプション(1,100円/税込)も用意されています。
海外の対象国と対象地域から日本への発信も無料なので、国際通話をよく使う方にも便利な仕様です。

無料通話の対象国など国際電話に関しての詳細はこちらから確認してみてください!
IIJmioの通話料金
IIJmioの通話料金は税込11円/30秒22円の従量制が基本です。
なお、通話定額オプションが3種類用意されていて、利用頻度に応じて選択可能です。
通話定額プラン | 通話定額5分+ (1回5分以内の国内通話が無料) | 通話定額10分+ (1回10分以内の国内通話が無料) | かけ放題+ (無制限で国内通話が無料) |
月額利用料金(税込) | 500円 | 700円 | 1,400円 |
ただし、対象になるのは、携帯(070/080/090)、IP(050)、固定(0ABJ)への日本国内からの発信のみです!

テレビ電話などのデジタル通信料や電報サービス、時報サービス等の特番系サービス、ワイドスターⅢなどは上記国内通話料の対象外となり、税込39.6円/30秒かかるので注意が必要です。
上記の点をおさえておけば、通話オプションで必要な分だけ追加できる柔軟な料金体系であると言えるでしょう!
➁各種手数料を比較!
格安SIMを契約する際は、料金だけでなく各種料金も重要なポイントです。そこで両社の手数料を詳しく比較してみましょう!
楽天モバイルの各種手数料
楽天モバイルは各種手数料がすべて無料です。
契約時の事務手数料、SIMカード発行手数料、契約解除料、MNP転出手数料のいずれも0円となっています。SIMカードの再発行も無料で対応可能です。
分割払いの手数料も発生せず、携帯端末を購入する際も安心です。

支払い方法を変えた場合の手数料も無料なので、初期費用を抑えて格安SIMを始めたい方には手数料面での負担がないことが大きな魅力になります。
IIJmioの各種手数料
IIJmioは契約時に3,300円の初期費用と税込220~433円(プラン別で料金が異なる)のSIMカード発行手数料が必要です。
ちなみに、契約解除料とMNP転出手数料は無料ですので、契約や引き換えへの移行はスムーズです。

SIMカードの再発行手数料は税込2,200円かかりますが、紛失や破損時の対応が明確で安心です。
初期費用は必要ですが、長期利用を考えて月々の料金の安さでカバーできる設計となっています。
③通信品質を比較!
スマホの通信品質は、日常の使い勝手を大きく左右します。楽天モバイルとIIJmioは、それぞれ異なる特性を持つため、どちらが適しているかは利用シーンによります。
ここでは、両社の通信品質について詳しく解説します。
楽天モバイルの通信品質
楽天モバイルは、自社回線を使用してサービスを提供しており、通信速度は比較的高速です。
私自身、自宅やイオンなどの大型施設内でPC作業を行うことが多いですが、常時60~80Mbpsと問題なく使える速度で、動画視聴やSNSの利用も快適に行えています!

ただし、通信の安定性には課題があります。楽天モバイルは、まだ全国に十分な基地局を整備しきれておらず、エリアによっては電波が不安定になることもあります。
特に建物の中や地下などでは、つながりにくさを感じることがあるかもしれません。
そのため、楽天モバイルは、対応エリア内であれば十分な通信速度を提供できるものの、エリア外では快適に利用できない可能性があります。契約前にご自身の生活圏での電波状況を確認することが重要です。

とはいえ楽天モバイルは通信品質の改善には力を入れているので、以前より評価もあがっているようです!気になる方は楽天モバイルユーザーへのアンケート調査結果も確認してみてください!
IIJmioの通信品質
IIJmioは、大手キャリア(ドコモ・au)の回線を借りて運営するMVNO(格安SIM)で、広いエリアで利用可能です。
ユーザーのネット回線速度公開サイトでは、平均約60Mbpsと格安SIMの中では中位の順位に位置しています。

一般的なWeb閲覧やSNSの利用、標準画質の動画再生には十分な速度で、楽天モバイルの品質とも大きな乖離はないです。
ただし、IIJmioを含む格安SIMは、回線を借りている関係上、昼休みや夜間などの混雑する時間帯には速度が低下しやすいという特徴があります。
特に動画視聴や大容量のデータ通信を頻繁に行う方には、少しストレスを感じる場面があるかもしれません。
それでも、通信コストを抑えつつ、安定した回線を利用したい人には適した選択肢です。ネット検索やメッセージアプリの利用が中心の方にとっては、十分実用的な通信品質を提供しています。
④サポート内容で比較!
スマホを利用する上で、困ったときにどれだけ手厚いサポートを受けられるかは重要なポイントです。
楽天モバイルとIIJmioは、サポート体制に大きな違いがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルのサポート内容
楽天モバイルは、全都道府県1,000以上の実店舗、電話、チャットなど多様な方法でサポートを提供しています。契約からアフターサポートまで、幅広い対応が可能なため、対面でのサポートを重視する方にも安心です。
特に、全国各地に展開する楽天モバイルショップでは、契約手続きや設定の相談などができ、直接スタッフに質問できるのが魅力です。
オンラインサポートも充実しており、電話対応のほか、9:00〜23:00の時間帯でチャットサポートも利用できます。
ただし、サポート窓口は混み合うことがあり、状況によってはすぐに対応してもらえない可能性もあります。
実店舗とオンラインの両方で対応しているため、幅広いニーズに応えられるのが楽天モバイルの強みです。

各種お問い合わせ窓口はこちら
IIJmioのサポート内容
IIJmioは、コストを抑えたシンプルなサポート体制が特徴です。実店舗でのサポートは提供しておらず、基本的には電話やチャットでの問い合わせが中心となります。
契約自体は一部の店舗で可能ですが、サポート対応は行っていません。そのため、設定やトラブルに関する質問は、公式サイトのFAQやチャットを活用する必要があります。
また、X(旧Twitter)の公式アカウントでも質問はできますが、リアルタイムでの対応は期待できない場合があります。
各種問い合わせ窓口はこちら

対面サポートがない点はデメリットですが、基本的な手続きはマイページから簡単に行えるため、自己解決ができる人には十分なサポート体制と言えます。
⑤家族割で比較!
家族でスマホを利用する際、家族割の有無や割引額は大きなポイントになります。
楽天モバイルとIIJmioはそれぞれ異なる家族割を提供しており、適用条件や割引内容に違いがあります。どちらが自分に合っているか、詳しく比較してみましょう。
楽天モバイルの家族割
楽天モバイルでは「最強家族プログラム」を提供していて、家族全員が月額税込110円の割引を受けられます。
最大20回線まで適用可能で、家族の範囲も広く、同居していなくても姓が同じであれば対象となります。
このプログラムは、親族だけでなく、同性パートナーや事実婚の関係にも適用されるのが特徴です。
適用手続きもシンプルで、契約後に「my 楽天モバイル」からグループ登録するだけで完了します。
また、データ専用プランも対象となるため、通話を必要としない回線でも割引を受けられます。幅広い家族形態に対応し、多くの回線をまとめて割引できる点が、楽天モバイルの家族割の大きな魅力です。
楽天モバイルの家族割引の詳細はこちら

IIJmioの家族割
IIJmioでは、同一のmioID(IIJmio会員専用ID)で2回線以上を契約している場合、各回線が月額税込100円割引される「家族割引(複数回線割引)」を提供しています。
最大5回線まで適用可能で、家族だけでなく、ひとりで複数回線を契約している場合でも割引対象になります。

適用対象となるのは、音声SIMと音声eSIMの「ギガプラン」のみで、データ専用SIMは対象外です。
また、割引を受けるには、すべての回線を同じmioIDで契約する必要があります。そのため、家族で利用する場合は、事前にIDを統一しておくことが重要です。
IIJmioの家族割は、シンプルな仕組みで手続きも簡単なため、家族だけでなく、複数回線を契約してコストを抑えたい方にも適した割引制度となっています。
IIJmioの家族割引の詳細はこちら

⑥テザリングで比較!
外出先や自宅で固定回線がないときに、スマホのテザリング機能は非常に便利です。
楽天モバイルとIIJmioはどちらもテザリングに対応していますが、使い勝手や制限の有無に違いはあるのか、詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルのテザリング
楽天モバイルでは、追加料金なしでテザリングが利用できます。申し込み手続きも不要で、契約後すぐにスマホのテザリング機能を使えるため、特に設定の手間がかからない点が魅力です。
また、楽天モバイルの「最強プラン」はデータ使用量に応じた段階制の料金体系を採用しており、大容量通信をする月でも上限が決まっていないため、テザリングを頻繁に使う人にも適しています。
エリア内であれば、楽天回線を利用することで安定した通信が可能です。

ただし、回線がパートナーエリア(au回線)に切り替わると、一部制限がかかる点には注意が必要です。
契約後すぐに使えて、料金面でも柔軟性があるため、楽天モバイルのテザリングは手軽に利用できる選択肢となっています。
IIJmioのテザリング
IIJmioも楽天モバイルと同様に、追加料金なしでテザリングを利用できます。特別な手続きも不要で、スマホの設定から簡単に接続できます。
IIJmioの特徴は、契約プランによってデータ容量が決まっている点です。例えば、5GB・10GB・20GBなど必要なデータ量に応じて選択できるため、テザリングをどの程度使うかを考慮して契約することが重要です。
大量のデータ通信を行う場合は、上限に達して速度制限がかかる可能性があるため、使いすぎには注意が必要です。

回線品質については、時間帯によって通信速度が低下することもありますが、一般的な用途であれば問題なく利用できます。
自分のデータ使用量に合わせて無駄なく契約できる点が、IIJmioのテザリングの魅力と言えます。
⑧データの繰り越しで比較!
スマホのデータ通信量は、月によって使用量が変動することがよくあります。そのため、余ったデータを翌月に持ち越せるかどうかは、コストを抑えるうえで重要なポイントです。
楽天モバイルとIIJmioのデータ繰り越し対応状況について詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルのデータ繰り越し
楽天モバイルでは、データの繰り越しに対応していません。これは、楽天モバイルの「最強プラン」が従量制(使った分だけ料金が変動する仕組み)を採用しているためです。
例えば、1GB未満の利用であれば料金は抑えられますし、無制限にデータを使用する場合でも上限額が決まっているため、データ容量を意識せずに利用できる点が特徴です。
また、楽天モバイルは高速通信が使い放題のため、データを余らせて繰り越すという考え方自体が不要になります。
特に、大容量のデータ通信を行う人にとっては、繰り越しがなくても不便を感じにくい設計になっています。
私も毎月数十GB利用していますが、データ繰り越しはなくても困ることはです!

ただし、月によって使用量が極端に変わる人や、小容量プランで節約しながら使いたい人には、繰り越し対応がない点はデメリットとなるかもしれません。
IIJmioのデータ繰り越し
IIJmioでは、余ったデータを翌月に繰り越すことが可能です。例えば、10GBプランで5GB余った場合、翌月は通常の10GBに加えて、前月分の5GBも利用できるため、合計15GBのデータが使えます。
繰り越したデータは翌月末まで有効なので、無駄なく消費できる点が大きなメリットです。
また、IIJmioはデータシェア機能もあり、同じmioIDを持つ家族や知人とデータを分け合うことができます。これにより、データを多く使う月と少ない月のバランスを取りながら、効率的に運用できます。

ただし、繰り越しが可能なのは音声SIMやデータSIMの「ギガプラン」に限られるため、契約する際はプランの詳細を確認する必要があります。
データを無駄なく活用したい人にとって、IIJmioの繰り越し機能は大きなメリットと言えるでしょう。
⑨メールアドレスで比較!
スマホの乗り換えを検討する際、キャリアメールが利用できるかどうかは重要なポイントの一つです。
楽天モバイルとIIJmioでは、それぞれ異なる形でメールアドレスを提供しています。どのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルのメールアドレス
楽天モバイルでは、キャリアメール「楽メールアドレス(◯◯◯@rakumail.jp)」を無料で提供しています。
このメールアドレスは、ドコモやau、ソフトバンクのキャリアメールと同様に、迷惑メールフィルターやセキュリティ機能が備わっており、安定した運用が可能です。
特に、携帯キャリアのメールアドレスを使用することで、フリーメール(GmailやYahoo!メールなど)では受信拒否されやすい相手にもスムーズにメールを届けられる点がメリットです。
また、楽メールアドレスは楽天モバイルの契約者であれば誰でも利用でき、申し込み手続きも不要です。
ただし、楽天モバイルの回線を解約すると楽メールアドレスも利用できなくなるため、長期的にキャリアメールを保持したい場合は注意が必要です。

詳細はこちら
IIJmioのメールアドレス
IIJmioでは、「◯◯◯@iijmio-mail.jp」というメールアドレスを提供していますが、利用には月額税込330円の料金がかかります。これは、標準で無料提供される楽天モバイルとは異なるポイントです。
IIJmioのメールサービスは、有料なぶん信頼性が高く、セキュリティ機能も充実しています。
例えば、迷惑メールフィルターやウイルス対策機能が搭載されており、フリーメールよりも安全性を重視するユーザーに適しています。また、メールの保存容量が10GBと比較的多めに確保されているため、ビジネス用途などで頻繁にメールをやり取りする人にも向いています。
ただし、キャリアメールを頻繁に使用しない場合や、無料のフリーメールで十分な人にとっては、月額料金が発生する点がデメリットになるかもしれません。
IIJmioを利用しながらメールのコストを抑えたい場合は、GmailやYahoo!メールなどの無料サービスを活用するのも一つの選択肢です。
詳細はこちら

➉海外利用で比較!
海外に渡航する際、スマホの通信手段をどう確保するかは重要なポイントです。楽天モバイルとIIJmioでは、海外でのデータ通信の対応状況が大きく異なります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルの海外利用
楽天モバイルは、海外利用に強いのが特徴です。世界81の国と地域でデータ通信が可能で、毎月2GBまで無料で利用できます(2025年3月4日時点)。
2GBを超えた場合も、1GBあたり税込550円で追加購入が可能なため、短期の旅行や出張であれば十分対応できるでしょう。
また、海外ローミングの利用には特別な申し込みは不要で、出発前に「my 楽天モバイル」で「海外ローミング(データ通信)」の設定がONになっていることを確認するだけで利用できます。
初期設定でONになっているため、設定を変更していなければそのまま使えます。

ただし、無料で使えるデータ量には上限があり、大容量のデータ通信を必要とする場合はWi-Fiルーターや現地SIMを検討するのも良いでしょう。
IIJmioの海外利用
IIJmioは、海外でのデータ通信には対応していません。そのため、海外渡航時にインターネットを利用するには、別の手段を考える必要があります。
一般的な選択肢としては、現地SIMカードの購入、海外用Wi-Fiルーターのレンタル、またはキャリアの国際ローミングサービスを利用する方法があります。
IIJmioのユーザーが渡航する場合、渡航先の通信事情に合わせて最適な方法を選ぶことが重要です。

例えば、短期の旅行ならWi-Fiルーターが便利であり、長期滞在なら現地のプリペイドSIMの方がコストを抑えられることが多いです。
海外での通信手段を考慮する際は、目的や滞在期間に応じた最適な選択肢を事前に検討しておくと安心です。
⑪支払い方法で比較!
携帯電話サービスを選ぶ際、月々の支払い方法も重要なポイントです。楽天モバイルとIIJmioでは利用できる決済手段に大きな違いがあります。それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルの支払い方法
楽天モバイルは、多様な支払い方法に対応していることが特徴です。クレジットカードや口座振替といった一般的な決済手段に加え、楽天ポイントでの支払いも可能です。
ポイント支払いは、楽天ポイントを1ポイント=1円として毎月の請求額に対して利用でき、期間限定ポイントも利用対象になります。

利用したいポイント数の指定も可能で、設定すると毎月自動的に充当される便利な方法もあります!詳細はこちら
デビットカードにも対応しているため、クレジットカードを持っていない方でも契約しやすい環境が整っています。
支払い方法の変更はオンラインで簡単に設定可能で、ライフスタイルに合わせて柔軟に切り替えられる点も魅力です。
IIJmioの支払い方法
IIJmioは、支払い方法がクレジットカードに限定されています。
利用できるカード会社は、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners、SAISON、イオンカード(イオンマーク)、楽天カードなどです。

一般的な国内発行のクレジットカードが利用可能なため、クレジットカード決済に抵抗のない方であれば問題なく利用できるのではないでしょうか。
楽天モバイルとIIJmioのメリット・デメリット
両社とも格安スマホサービスとして人気がありますが、それぞれに特徴的な長所と短所があります。 利用目的や生活スタイルに合わせて、最適なサービスを選びましょう。
楽天モバイルのメリット
料金の安さと豊富な特典が最大の魅力です。3GB未満の利用なら月額税込1,078円、20GB以上使っても利用上限はなく月額税込3,168円の支払いにおさめることができるため、毎月20GB以上使う方は特にコスパよく利用可能です。
また、Rakuten Linkアプリを使えば国内は通話し放題(※一部除外番号有)になります。
さらに、契約事務手数料が無料で申し込み特典として楽天ポイントも還元されるため、初期費用を抑えられます。
IIJmioのメリット
豊富なプラン展開と安定した通信品質が特徴です。2~55GBプランまで、データ容量に応じた8つのプランから選択可能です。docomo回線とau回線のどちらも選択可能なため、居住地域に応じて最適な回線を選択できます。
データの繰り越しやシェアにも対応し、低速モードへの切り替えにも同様に通信量を節約することが可能です。

5G通信にも対応しており、高速データ通信を要求するユーザーに適しています。
楽天モバイルのデメリット
通信品質の面で課題があります。独自回線の整備がまだ発展途上で、プラチナバンド(低周波数帯)の整備は進んでいますが、特に5Gエリアは限定的で、地方部では通信品質が不安定になる場合があります。
また、自社回線エリア外ではパートナー回線を使用するため、通信速度が低下する可能性もあります。
IIJmioのデメリット
初期費用と付帯サービスの面で課題があります。契約時には3,300円の初期費用と税込220~433円(プラン別で料金が異なる)のSIMカード発行手数料が必要で、メールアドレスの利用にも月額税込330円料金がかかります。
またMVNOの特性上、回線が不安定な場合に通信速度が低下することがあり、特にピーク時間帯での速度低下が顕著になる場合があります。
支払い方法がクレジットカードに限定されているため、カードを持っていない方は契約できない点もデメリットです。
こんな方におすすめ
楽天モバイルとIIJmioは、それぞれ特徴的なサービス内容を持っています。ご自身の利用スタイルや重視するポイントに合わせて、最適なサービスを選びましょう。
楽天モバイルがおすすめの人
楽天モバイルは、シンプルな料金体系と豊富な特典を求める方に最適です。楽天経済圏を活用している方なら、ポイント還元や各種無料サービスを最大限に活用できます。
Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料(※一部除外番号有)になるため、頻繁に電話を使う方にもメリットが大きいでしょう。

海外旅行が多い方には海外データローミングが2GBまで無料という特典も魅力的です。
初期費用を抑えたい方や、クレジットカードを持っていない方にも、事務手数料無料や支払い方法の柔軟性が大きなポイントとなります。
IIJmioがおすすめの人
IIJmioは、安定した通信品質と柔軟なプラン選択を重視する方に向いています。
2~50GBまでの幅広いプランから選べるため、自分の使用量に合わせて最適な料金プランを選択できます。
大手キャリアの回線を利用しているため、通信の安定性を重視する方、データのシェアに対応しているため、家族での利用を考えている方にも最適です。
まとめ
楽天モバイルとIIJmioは、それぞれの特徴的な強みを持つ格安スマホサービスです。
料金面では、3GB未満なら楽天モバイルが月額1,078円、IIJmioは2GBで850円とどちらも手頃な価格設定です。
通信品質は、IIJmioが大手キャリアの回線を使って安定した通信を提供する一方、楽天モバイルは自社回線エリアでは高速な通信が可能ですが、エリアによって品質は異なります。
支払い方法は、楽天モバイルが楽天ポイントや口座振替など多様な選択肢を用意しているのに対して、IIJmioはクレジットカード限定です。
選択の決め手となるのは、データ使用量、居住地域の通信環境、支払い方法の希望、そして対面サポートの必要性です。
特に通信の安定性を重視する方はIIJmio、豊富な特典や海外利用を重視する方は楽天モバイルが適しているでしょう。
それぞれの特徴を理解した上で、ご自身にあったキャリア会社の選択をおすすめします!